アドレス125のFI点滅

YZ

2017年08月21日 00:36

 アドレスV125G(CF46A・K7)トラブル。
始動時にFIが点滅。搭載しているバッテリーは4年半使用。
さすがに原因はバッテリーだろう、ということで新品と交換。
初期充電はせずに乗りながら充電(前回の交換時も同様)。

 しかし前回は一週間もすると十分充電ができていていたのに
今回は相変わらず始動時にFIが点滅。
2、3回ON-OFFをするとFIは消え、始動できるが疑問が残る。

 ハズレのバッテリー?発電充電系統にトラブル?。

「FIの点滅で故障診断」できる機能があったことを思い出した。


キーOFFの状態で、バッテリーの横にある白い四角いプラグの
端子部分に針金など金属線を使って直結し、キーをON。



するとFIが4回点滅し、続いて2回点滅。つまりコード42。
ネットで調べると「イグニッションスイッチ」のトラブルらしい。

 単なる接触不良であってくれ、と思いながらフロントカウルを外し、
キーシリンダーの下端にある緑色のコネクタを外しチェック。


※写真は掃除した後で撮りました。スライムみたいなのが付いていました。

 端子に水色っぽい、グリスのようなベトベトしたものがべっとり。
100円ショップの歯間ブラシが調度いいサイズで、
ブレーキクリーナと一緒に使いキレイに掃除。最後に潤滑スプレーを一吹き。

※非常にいい仕事をしたダイソーの歯間ブラシ。

 端子の清掃後、問題なくエンジンがかかるようになりました。

 今考えると電圧OK、ライト安定、アイドリング安定、
FIが点滅しないときは、セルで一発始動。そもそもバッテリーに問題なかった。
交換していなかったらあのバッテリー、あとどれだけ使えたんだろう?


【ここから追記】
 翌日1度だけ点滅。鍵穴に潤滑スプレーしてもあまり変わらず。
素人が見て分かるかどうか知りませんが、最後の手段として
フロントカバーをはずし、ECU(ECM?)ソケットを見てみることに。

カプラーを外し、オレンジ色のメス側はピカピカできれい。
しかし端子があるオス側を見てみると、一本だけピンが白く変色
場所的にピンポイントでサビることは考えられないので、
たぶん何らかの理由で焼けてコゲたと思われる。

写真でみると左列の下から2番目。ネットで調べるとイグニッション関係のピンらしい。
本来は紙やすりなどで磨くのでしょうが、
場所が狭いので綿棒に潤滑スプレーを付けて拭いて終了。

 とりあえずその後1週間、FIは1度も点滅していません。
なんとが問題箇所は分かりましたが、焼け焦げた原因は分からずです。
購入して10年たつので、経年劣化ってことなのでしょうか。

【追伸】
 半年後、点滅の症状がでました。
他のサイトを見ていると「キーシリンダー内の接触不良」のようなことが書いてあり、鍵穴にコンタクトスプレー(接点復活剤)を注入、症状は出にくくなりました。

 1週間後に症状再発。フロントカバーを外し、キーシリンダーの末端のコネクターをはずし、緑の端子側にコンタクトスプレー噴射。シリンダー側の端子を紙やすり(1000番)で軽く磨き、コンタクトスプレー噴射。その語1ヶ月症状は出ていません。




KURE(呉工業) コンタクトスプレー(300ml) 接点復活剤 1047 [HTRC2.1]


関連記事